税理士法人 吉田会計


吉田会計ブログ > 資産形成・運用について

資産形成・運用について

資産形成・運用というと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
株、投資信託等様々な金融商品が最初にくるのでは?
実際、昨年あたりまでは金融商品で財を成した方々の「成功体験本」が書店を賑わせていましたし、政府も投資家への税金の優遇政策を勧めてきたので、運用を始めている方も多いと思います。
が、この経済不況です。一時話題となったデイトレーダーや、退職金を原資に老後資金を増やそうとしたリタイヤ組は、その後どうなったのでしょう?
また皆さんも大きな損失を出してはいないでしょうか?
当面の生活資金を預貯金等で確保した上で、金融商品を運用するのであれば、たとえ損失を出してもすぐに生活に窮することはない筈です。また、そうでなければ金融投資をするべきではないのです。
名の知れた金融機関の商品であっても「自分だけが儲けられる」などと考えてはいけません。
株式などは長期保有して、初めて利益を得られるのです。
「まだ広く一般に販売してないんです」と、超高利回りの商品に多額の資金を投資するなどもってのほかです。
本当に儲かる話を「早々他人に教えるわけはありません」
また、会社の給料だけでは当面の生活資金の確保が出来ないからと、金融商品の運用に手間隙をかけるのも得策ではありません。そのことで仕事に支障が出て逆に給料が下がるなんてことにもつながります。まずは仕事で収入を増やすにはどうしたらよいか?を、たとえサラリーマンであったとしても常に考えるべきです。そしてその為に「自分に投資する」ことの方が重要ではないでしょうか。

コメント&トラックバック(0)

カテゴリー:勝海