吉田会計ブログ > 税のトリビアを発見しよう!
今日から12月が始まりました。
今年もあと1ヶ月です。
ラジオで「残り1ヶ月で何をしますか?」という題材で募集していました。
私だったら何をするかなぁと考えています。
今日は国税庁のメルマガより抜粋した税のトリビアを紹介します。
Q 鎌倉時代に、常陸国(現:茨城県)や石見国(現:島根県)などでは、国司が国の役所に命じて国の領地・荘園のすべての田地の面積を記した文書を作成・報告させました。この文書の名称は何でしょうか?
また、どのような目的で作成されたのでしょうか?
A この文書は、大田文(おおたぶみ)と呼ばれるものです。
これは、伊勢神宮の式年遷宮、大嘗祭及び国の一宮の修理造営のときなどに、国の領地・荘園に対して「役」を平均的に賦課する際の基礎資料とするため、作成される場合が多かったと言われています。
現在確認されている大田文は、記載内容や作成目的が様々であり、国の役所が作成したもののほか、幕府が守護に命じて作成したものもありました。
幕府が作成した大田文には、田地の面積以外に領有関係の記載も含まれています。
ずっと昔から、税について考えられているんですね。
昔に比べたら、今はずっと大変な処理になっているような気がしますけど、原点を見てみることも勉強の1つになりますね。
カテゴリー:立川
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