吉田会計ブログ > 犬神家の遺産相続 再考
相続を題材にした映画で真っ先に思い浮かぶのが「犬神家の一族」です。
あの映画を一番最初に見たときのインパクトはかなりのもので、その後も「横溝正史シリーズ」はテレビでではありますが大方見たような・・・
例の「ゴムマスク」や「湖から足」「菊人形の生首」など!
石坂浩二の絶叫と超不気味な映像&音声は、遺産相続をめぐる醜い争いを更に増幅させており
(子供だったので今考えると、ですが)多分今見ても新鮮なんじゃないかと思います。
それで、その当時話の内容なんてほとんど理解していなかったのですが、なぜ犬神家の遺産相続
は、あんなにも凄惨な殺人がおきるほどこじれてしまったのか?と。
ネットで筋書きを再確認してみたのですが
信州の製薬王・犬神佐兵衛が遺した遺言書は、物議をかもすこと必至の「問題ある遺言」であったのです。
条件付ながら、基本的に全財産を自分の恩人の孫(女性)に与える。となっていたのです。
3人の実子のことは何も触れておらず、3人のそれぞれの子(佐兵衛の孫)のいずれかと、その恩人の孫が結婚することが相続できる条件になると。
どれくらいの分け前があるか、ぐらいに考えていた実子3人が怒るのも当然!であり連続殺人の犯人も実子の中の1人でした。
遺言書作成をお考えの皆さん!
犬神家の遺産相続を反面教師にして、円満な相続をされることをお勧めします。
カテゴリー:勝海
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